ひでぼうの趣味のこと

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池部楽器店 & Aria Pro II Presents TAKASHI O’HASHI a.k.a E.M. JAIL O’HASHI オンラインギターセミナー&クリニック 2023に参加した

こんにちは、ひでぼうです

 (。・ω・)ノ゙ コンチャ♪

 

今回は4月2日 に行われた

I池部楽器店 & Aria Pro II Presents TAKASHI O’HASHI a.k.a E.M. JAIL O’HASHI オンラインギターセミナー&クリニック 2023のことを書いていこうと思います

  カタカタ ( * ̄▽)o"_/|

 

 

大橋さんのオンラインギタークリニックは

2021年にイケシブのオープン記念で始まりました

その時の記事はこちら

 

www.hidebou-hobby.com

そしてその時に時間に分けて教えたいという

大橋さんの一言から次の年に

3部構成になってオンラインギターセミナー&クリニックとなりました

その時の記事はこちら

 

www.hidebou-hobby.com

 

そして今年も3部構成で行われました

【第1部】

  オンラインギターセミナー

 「チョーキングとビブラートについて」

【第2部】

  オンラインギターセミナー

 「超基本!ギターのセットアップとイントネーション調整について」

【第3部】

  オンラインギタークリニック

 

司会進行はお馴染み秋葉原Club GoodmanのWashyこと鷲山さん 

 

 第1部「チョーキングとビブラートについて」

まずはWashyさんに紹介され大橋さんのご挨拶

 

「こんにちは大橋です

二回目になりますね

イケシブからのギターセミナー&クリニック

最後まで楽しんでくれたらと思います

重要なことをたくさんお伝えしたいと思っていますので

プレイには欠かせないところ

超基本から解説していくので

しっかりマスターしてもらえたらと思います」

 

 

まずベンドプレイの説明

 

チョーキング・ベンドプレイはエレキギターならではなんだよね

弦が柔らかい。シタールとか琴は押さえる形でベンドはあるけど

ギターの場合は指板があるから上に上げたり下に下げたりした状態で

ベントプレイをやります

ベンドとは曲がるって意味ですね

チョーキングとは締めるってプロレスの技でチョークってあるでしょ

反則だけどあれ締めるって 上げるっていうニュアンスじゃなく

締めるって感じなんですよプレイ自体はね

これ結構ポイントなんでね覚えておいてもらいたいです

チョーキングを上手になるとプレイヤーの個性が一番出やすいテクニック

情感なんかも一番表現できるんでバッチリマスターしてもらいたいテクニックです

チョーキング・ベンドプレイの種類は三つくらいしかありません

まずは弦をあげるアップチョーキング、低音弦の方になってくると

下に引っ張ってくるダウンチョーキング

あとはダウンチョーキングというのはね

弦を上げといてから下げていくこの3種類くらいしかないです

次に重要なのは手の使い方です いろんな人のプレイを見ていると

力で上げちゃっている人がいたりとか指が愚者ってなっちゃている人とか

これはプレイが安定しないので自分のプレイを見直して欲しいところの

ポイントですね」

 

そして説明しながら実践

・指の形をアーチを作る(一番上からの力に強い)

・薬指だけだと力がないので人差し指・中指でサポートする

・指の力で上げないで手首で絞る

・ピッチは手首の絞りの感覚で覚える

 

次に性格ばピッチを出すためのトレーニング方法

・実音を弾いてチョーキングした音を出す

 (ピッチが合っていると音が広がる、悪いと濁る)

 

実際に音楽の中ではリズムに乗ってベントプレイが出てくるので

メトロノームに合わせての練習方法

・四分音符一拍をかけてべんとしてピッチを上げる練習

・8分音符で割って原音8部、上を8部で弾く練習

・16分でトップまで上げる練習

 

ピッチを合わす練習一つ忘れてたと言うことで

・実音、半音、一音と順番に上げていく練習

・逆に上がった所から降りていく練習

(できればピッキングしないで止めていく)

ベンドで上がっていく時と下がっていく時で絞り加減が違う

下から上がっていくと時は絞り幅大きくなり下がる時は微妙な絞り具合になる

 

次はビブラートについて

 ビブラートはチョーキングと全く同じです

 違うのは連続しているところです

 ビブラートの時のポイント

  ・原音(ベンドしていない時)は音程を上に上げてビブラートする

  ・チョーキングビブラートの時はチョーキングしている音から下げてする

  ・毎回元の音に戻る

 メトロノームを使用しての練習

  ・4分に合わせる、8分に合わせる、三連分に合わせ、16分に合わせる

 

 ピッチが一番大事、二番目にリズムの中でどう表現するか

ここはニュアンスの世界なので気持ちいいようにやっていたたければ

まず、ピッチを取ることが大切ですね

そのピッチを取るために絞りを覚える

親指を支点にして手首を絞る

指のフォームは変わらない

 

チャットのコメントでの

昔見た教則本にドアノブを捻るようにと書いていたとの書き込みに

そうそうあれが絞りですよ、その通り

 

そしてビブラートのバリエーションの説明

そしてクラシックギターで使われる横ビブラートの紹介

親指を支点に手の甲の重みで振る

そうすると振り幅の小さいビブラートができる

 

それとネックビブラートの紹介

これはちょっとアバンギャルドだけど

これはアームの付いてないギターで

コードのビブラートはなかなかできないけど

それをヘッドの重さを使って振る

ネックの木のしなりを使ってビブラートさせる

 

そしてチャットの質問

一弦ベンドからの二弦アップをベンドダウンさせる弾き方について

 

なんだ?あ〜これねと弾いてみせる

上の弦を人差し指でミュートさせて

ベンド出せた時ニ弦に触れた時捕まえる

後は捕まえたら下ろしてくればミュートは効いているので

他の音は鳴らない

一弦の音を消したければ右手で止める

 

(そういえばこのプレイ、ギター講師系のyoutubuerが

ジミヘンのプレイとして紹介していて

一時期練習していたな)

 

そして事前に募集した質問コーナー

(気になった物だけ抜粋します)

 

エルドラドの一番Bメロ後のソロの頭のニュアンスが出せません

一回のピッキングででダブルチョーキングビブラートのような部分です

コツがあれば教えて下さい

 

あれはねさっきのとは矛盾するけど弦をニ本押さえるんだよね

三弦・ニ弦をあとの指はサポートしているんだけど

手首見て貰えばわかるんだけど絞りを使うのは全く一緒

弦をニ本押さえているので指はフォームはフラットになるけど

その分ちょっと押さえる力は入ります

または時々薬指中指で一本づつ押さえて

こうやっている時もあります

これはねライブのあのタイミングで

どっちが先にポジションを取ったか(笑)

余裕がある時は(指)ニ本で行きますね

余裕がない時は一本で力で押さえ込んでダブルチョーキングします

 

その他質問ありましたが割愛しますm(__)m

 

こんな感じで第一部終了

かなり充実したセミナーでした

チョーキングした時のビブラートは

だいぶコツが掴めたような気がします

教則本で見たものは

チョーキングした音を中心に上げ下げすると書かれていたが

大橋さんの説明でチョーキングした音から下げて戻る

これでだいぶ安定した気がします

 

 

 

 

【第2部】「超基本!ギターのセットアップとイントネーション調整について」

 

英語だとイントネーションいわゆるオクターブチューニング

通常のチューニングはナットからブリッジまでの弦のチューニング

オクターブチューニングは真ん中12フレットがオクターブ上の音になるように

ブリッジの駒を調整するチューニング

 

TA-JAIL "STRIPE BURST"をオクターブチューニングを狂わせて

どうなるかを実践

ローコードでは合っているけど高音では狂って気持ち悪い音になる

 

そして実際オクターブチューニングを行なっていきます

 

弦緩めて駒を動かしてチューニングして確認と地味な作業

 

オクターブチューニングをする時は

 ・ネックの反りを調整した時

 ・弦高を調整した時

 ・弦のゲージを変えた時

 

ぞして弦を交換する時は1本づつ交換する

(全部弦を外すとネックがかなり動くため)

 

Washyさんがチャットを読み大橋さんがそれに答えながら

延々調整しています

今までギターセミナーでこんなことがあるだろうか?

( ̄▽ ̄;)

 

大橋さんもセミナーの題材に決めた時ちょっと攻めすぎたかな

と思ったそうです

絵面地味だし大丈夫だろうかと

 

チューニングしてローコードとハイポジションで聴き比べ

高音弦が濁るので再度追い込んで調整

 

調整し終わりハイポジションでもピッチが合い気持ち良い音になりました

 

 

あともう一つのセットアップとして弦高の調整

 

弦高の高いメリット

 ・開放弦がフレットに当たらずクリーンで綺麗に伸びる

弦高の高いデメリット

 ・押さえるのに力がいる

 ・押さえるとベントされた状態になりピッチがとりずらい

 

弦高が低いメリット

 ・ピッチが安定しやすい

 ・押さえやすい

弦高が低いデメリット

 ・強く弾くとフレットに当たりチリチリと鳴りサスティーンに影響し

  コードトーンも綺麗に出にくい

 

弦高はビビらない程度に低くした方が良い

 

後はナットの調整はプロに任せた方が良い

 

こんな感じで第二部終了

 

 

【第3部】はオンラインギタークリニック

 聖飢魔IIのRAN・RAN・RANと永遠の詩の解説

 

まずはRAN・RAN・RANの解説

 チューニングが半音下げからの6弦1音下げの

 ドロップDチューニング

 

デモ演奏してから解説を行います

ギターはPE-JAIL GLITTER

コイルタップでピックアップをシングルにしてリアを使用

 

リフの説明

 ・弦6本全部鳴らすコードはD9

 ・弦を6本均等に鳴らす

 ・休符のエッジをビタッと出す

 ・拍は突っ込んで鳴らしてギリギリ後ろまで鳴らす

 ・最後のフレーズはは4弦を鳴らしっぱなしにする

 

メトロノームを使用して練習

 

サビの説明

 ・動いてるノートは3弦の5・7で4弦の解放も鳴らす

 ・ちょっとビブラートをかけて音をずらす

 

ソロの説明

 ・ELECTRO-HARMONIXのSuperegoとB9とMICRO POGを使用

 

 

 

 

B9はオルガンの音を出している

POGオクターバーでオクターブ上と下を出している

サスティナーは踏んでいるとずっと音を伸ばしてくれる

 

レコーデイングではアームの付いているギターで録ったそうですが

ライブではテクニカルな問題でストップテールピースのギターを使用

ライブとレコーディングでフレーズが違う

そもそもレコーディングでは曲の雰囲気を助長するというか

何も意味なくていいやとアドリブで一発でこんな感じとやって

全く覚えていないそうです

何となく始まりの音とアームを使ったのだけ覚えていて

最後の音はサスティナーでグンと伸ばし他のは覚えている

覚えているのを頼りにライブはアドリブを組み直したとの事

ポイントポイントでサスティナーで伸ばしたい音を伸ばして

その上に乗っかって弾いて行ったこの辺がポイントだそうです

後は自由に弾いてどれだけカオスを作れるかが面白味

 

そして何と練習用にminus-oneの音源を流してくれました

 

次は永遠の詩の解説

 この曲の事前説明

  閣下のキーを探って作った曲なのでカポを使用

  元々Eで作った曲で3度上げて3フレットカポをつける

  

 カポ使用の注意点

 ・ベンドした時,狂うのを防ぐのに

  FAST-FRET(指板潤滑剤)を重点的に塗る

 ・カポを付ける力加減は人間の押さえる力くらいで充分

  (バネ式はエレキには力が強すぎて向かない)

 ・カポは材質によって音が変わる

 ・カポを付けた状態でチューニングする

 ・アコギはカポ2で使用

  (カポ付けるから半音下げにする必要がなかったし、テンションが稼げるから)

 ・ヴォリュームでアルペジオの具合(歪み)を調節する

 

そしてデモ演奏してから解説

 

 まずアルペジオのパターンの説明をしようとしたが

 カポを付けてチューニング狂っていたので対策の説明

  ・ベンドした後離さず指で戻す

  ・カポにベンドするよ変わらないでねと思いを伝える(笑)

 気を取り直してアルペジオのパターン説明

 ポイントは

  ・ベースをしっかり伸ばす

  ・スネアの場所に二弦をしっかりぶつける

 大サビは好きなように弾いてもよい

 ポイントはベースは変わるけど構成音は変わらない

 一周目はF#m→A、二周目はA→F#mとなる

 

次にアコギパートの解説

 ・ガットギターは弦を頻繁に変えるものではない

  (どんどん弦が伸びる為、死にかけの状態が一番安定する)

 アルペジオのパターンの解説

 使用ギターの紹介

  大黒ミサツアーでも使用していた ARIA  A-90CWE

ちょっと薄めのボディのエレガット

普通のギターに慣れている人にも弾きやすいそうです

調べたら結構お値段もリーズナブルです

欲しいなぁ・・・

 

そして再びエレキに持ち替えて

ソロの解説

 ・ベンドする時カポにお伺いを立てる(笑)

  (上げて戻しとき通常はスッと抜けばいいけど

   カポ使用時は戻す)

 ・フィードバックが来るのをお願いする(笑)

 ・ヴォリュームを8くらいでオーバドライブでサスティーンを稼ぐ

 ・エモーションたっぷりにベンドのピッチ、サスティーン稼いで

  フィードバックをお願いする

 

大橋さんのこの曲の一番気に入っているところは

ラスサビのオブリだそうです

 

そしてRAN・RAN・RANに続き永遠の詩も

minus-oneの音源を流してくれました

 

あとなんか合ったかな?

とAメロのアルペジオの簡単バージョンも教えてくれました

この曲はガットギターで作ったた為あのポジションになったそうです

 

後はチャットや事前に受け付けた質問に答えるコーナー

(気になった物だけ抜粋します)

 

スライドバーをマイクスタンドに引っ掛けている物の

質問が来ていて、それはS字フックにクリップを付けたもので

ギターテックの今橋さんが作った物だそうです

 

歪みの深さはどのくらいに設定しているかの質問に

フルで弾いた場合や8や6で弾いた場合

トーンを絞ってなど色々な設定で弾いてくれました

 

 

Ratsbaneのイントロでアンプの前に毎度行っていたのは?に

フィードバックきてっとお願いに行っていたそうです(笑)

 

Washyさんの曲の事とか聞いても大丈夫ですか?と言って

「魔界舞曲のソロ終盤のプリングしながらの上昇フレーズの

プリングの開放弦の音が上手く出せません何かコツはありますか?」

 

自分の質問キター! o(*^▽^*)o~♪

 

大橋さんがそのフレーズを弾いたのち

プリングとかハンマリングはまた今度テーマにしようと思ってたんだけど

これは離す時指先でちょっと弾(はじ)いているんだよね

ただ押さえているものを離すんじゃなくて

ちょっとこっち側(下側)に弾いている

ハンマリングは押さえてブレなければ音が伸びるので

スピードだね強い力で押さえるんじゃなくてスピードで押さえると

それだけポンと立ち上がる

プリングも同じくゆっくり離すとそれだけ触れている時間が長いので

音が止まる早く離す

しばし弾いて、こういう練習をすればいいんじゃないかな?

 

自分はプリングを指で弾(はじ)くことは理解していて

人差し指で押弦しての中指・薬指のプリングはできるんだけど

解放弦となると全然上手くできません(泣)

やっぱどうすれば上手く弾(はじ)けるか研究しないといけませんね

頑張って練習しよう・・・

 

ビリーギボンズのファズの紹介

メチャクチャいい音がする

 

ギターソロを弾いている最中はコード進行を

全て把握してプレイしているのですか?の問いに

大橋さん:今この音はこのコードに乗っているかは考えない

     でも、もちろんコードはみんな知っていますよ

     

演奏時はどのような事を頭に思い浮かべながら演奏していますか?

大橋さん:自分でも言葉にできない

     音と同化していますよ

     音と同化しているとしか言えない

     何も考えていない

 

音と同化している・・・

そんな感覚になってみたい

 

fire after fireのソロの最後ヴォーカルが

シャウトを伸ばしている時

裏でウァーンと鳴っているのはどのようにしているのか?

大橋さん:何でしょう?

     ウァーンて何でしょう?

     アームはやっていない・・・

     やっているか

     最後ところはね

     (弾いてみる)

     ここだウァーンいったね!

     ウァーンこれか

 

これでセミナー&クリニックが終了

 

 

大橋さんからご挨拶

 

これでギターとの距離とかね

ギターの事ちょっと解ったり、興味持ってくれたり

あと課題曲のRAN・RAN・RANと永遠の詩

弾けるようになるとまた違って聴こえたり

更に楽しくなったりすると思うんでね

ぜひぜひこの機会に地獄の特訓をして頂いてですね

マスターして頂けたら嬉しいです

 

最後に告知

4月から始まる

「TAKASHI OHASHI&THE SOUND TORUS」のツアー

 

6月10日の

TAKASHI O’HASHI a.k.a E.M. JAIL O’HASHI オンラインギタークリニック

in秋葉原

 

どちらも有観客だけど配信もやるしアーカイブもあるから

ライブも何本か配信観よう

もちろんギタクリは参加しようっと

(σ*>∀<)σ

 

さて、このセミナー&クリニックで教わった事で

地獄の特訓をしよう

 

おしまい

 

 

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